頼久寺
山号:天柱山 本尊:聖観世音菩薩
創建:不詳(1339年再興) 開基:寂室元光
札所:瀬戸内三十三観音霊場 第13番、備中西国三十三観音霊場 第5番
所在地:岡山県高梁市頼久寺町18
頼久寺HP: http://raikyuji.com/
岡山県内で最も心が洗われる城下町・高梁。天守の現存する山城では随一の高さ(標高約430M)を誇る備中松山城や、ベンガラ色の町並で知られる吹屋ふるさと村、現存する国内最古の木造校舎が一時話題になった高梁市立吹屋小学校などがあり、小さな町ながら県内随一の観光地だと思う。
そんな高梁にある瀬戸内三十三観音霊場 第13番札所・頼久寺は小堀遠州作の庭園で知られるお寺だ。創建は不詳だが、暦応2年(1339年)に足利尊氏により備中国の安国寺(南北朝時代に足利尊氏&直義兄弟が、北海道と沖縄を除く日本各地に設けた寺院)として再興されたらしい。ちなみに備前国の安国寺はというと、備前薬師霊場 第3番札所・醫光院なのだとか。
永正年間(1504年ー1520年)に備中松山城主・上野頼久が寺観を一新。頼久の死後、寺号を安国頼久寺に改号。以来、現在に至るまで頼久寺の名で親しまれている。
頼久寺を訪れるのは今回で三度目だ。数年前に歴史好きのブロガーさんと一緒に高梁の観光地を回った際に参拝したのが最初で、二度目は昨年のお彼岸時にドライブがてら御朱印をいただきに訪れたのだが、当然ながら御住職は不在で書置きのものをいただいてすごすごと帰った。その時にいただいたのが向かって右側の御朱印で、「慈眼視衆生」と書かれてある。
そして今回、瀬戸内三十三観音霊場の御朱印(向かって左側)をいただくことが出来た。うーん…これは「佛心」と書かれてあるのでしょうか?
No.113 天柱山 安国頼久寺 「佛心」 2016-11-2(Wed) 「慈眼視衆生」 2015-09-21(Sun)
by yan-puchi
| 2016-11-08 00:32
| 岡山県・寺院